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昭和40年〜50年代を代表する特撮ヒーロー。宮内洋のマフラータオルを作成せよ!という指令が発せられました。

ズバッと参上ズバッと解決!

宮内洋をご存知だろうか。
昭和の特撮ヒーロー、演じた役者を挙げよと言われれば、必ず出てくるのが彼の名前。
いまだに根強いファンを持ち、過去、「仮面ライダーV3」を始め、戦隊ものの走りである「秘密戦隊ゴレンジャー:アオレンジャー役」など、ニヒルな色気のあるヒーローの役を演じきる。

今回持ち込まれたPRETTZの案件は、その宮内洋さんのグッズの作成。

PRETTZが持つ商品、カラーマフラータオルの作成の提案だ。
デザインのリクエストは、著作等が絡んでくるため、なかなかリクエストが厳しい。
1.「V3イメージでその役者さんのタオルを作って欲しい。ただ、V3は著作権があるから使えません。」
2.「宮内さんの顔は使えます」
という、なぞなぞのようなリクエストである…。

しかし…。
V3イメージだと?
わかっちゃいない…。
何もわかっちゃいない…。

こちら、昭和42年生まれの、バリバリの宮内チルドレンなのだ。
宮内洋の様々な『かけ声』で男を育んだと言っても過言ではない。

「バリブルーン発進!ゴー!」なのである。
ポピニカシリーズのバリブルーンも、持っていた人間なのだ。

V3toy2

↑メチャクチャクオリティが高かったバリブルーン。ミサイルになってる爪は必ず無くす。

「へんしん、ブイスリャー!!」なのである。
ポピーのダブルタイフーンベルトは持っていなかったが…。
V3が一度も乗った事の無いようなパチもん的なレースカーの玩具は持っていた…。。
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↑首が、レースカーに直結し、ケンタウロス化している若干不憫なV3…。

社長の柳川の指示もあるが…。
宮内さんは、もはや伝説の特撮ヒーローである。
レジェンドである。

「おれ、宮内洋さんのファンっちゃんねー。」と、博多弁で『つやーに(かっこつけて)』主張したいおっさんにとっては、やはり、通ぶったデザインが心に響くはず。
欲しいという思いを加速させるはず…。

断じてV3ではないのだ。
通ぶった人間にとって主張したい部分は、青レンジャーでもないのだ。
どんなに犬型のVSTOL機(バリブルーン)が格好良くても…。
「オレ、宮内、しっとーとぜ!(博多弁)」といったイキがったおっさんのレベルには到達していないのだ…。

マイナーでありながらも、強い印象をのこした、特撮ドラマこそ、イキがったおっさんのハートを鷲掴みにするのである…。

熱湯!情熱のケトルファンを獲得せよ!

笛付ケトルのように熱湯を中に有し、激しい音で周囲にアピールを繰り返す。(触ると熱いので、できるだけ近寄りたくない)
そんなファンが好む作品、デザインこそ、グッズにはふさわしいのだ。
そう、宮内さんレベルになると、懐メロ特撮ファンだけでなく、語りたがりの沸騰、情熱の特撮ファンをも、包括する。

その、特筆すべき作品は、『怪傑ズバット』。
日本の特撮史における最大の『カルト』ヒーローと言われるものだ。
特撮を愛している人間にとっては、このズバットを知らなければ、モグリであると言っても過言ではない。
その異質さは、タイトルにも表現される。

第 1話 「さすらいは爆破のあとで」
第 2話 「炎の中の渡り鳥」
第 5話 「花売り少女と白い粉」
第 6話 「海にほえるマシンガン」
第 7話 「悪い風だぜ港町」
第 8話 「悲しみのプロパン爆破」
第18話 「危うし! シャボン玉の恋」
第19話 「悲恋 破られたラブレター」

日活だー!日活!(ロマンポルノに手を出す以前の)小林旭が一世風靡した世代の話だー。

そして、戦う時のキメのセリフが
「○○の用心棒○○、だが○○の腕は日本で2番目だ!!」「では、一番は誰だ!」と問われると、テンガロンハットを指で押上げ、「オレさ」と…。
そのような、『怪傑ズバット』は、さまざまな、特撮ファンのパロディーを生む。
アニメ制作会社「ガイナックス」を設立した、今や有名人となった、岡田斗司夫さんも、そのパロディ特撮に参加している。

これが宮内洋のマフラータオルデザインだ!

今回のデザインは、さまざまな大人の事情を考慮したデザインとなった。
ズバットが戦った後、犯罪者の傍らに残してゆくカード。
その意匠を踏襲した薔薇のデザインと、『2番目』の文字をZで組んで表現。

miya-towel-fix

通常であれば…。自信満々にそれだけ提出するのだが、V3案も作る…。
miya-towel

↑参上の参が、V3ぽいなぁ…と思いながら作成したデザイン実は、こっちも気に入ってるのだが…。

熱い気持を胸に隠しがらも、「V3案もいいんですが…。ちょっと、ふた案目作ってみたんですよねー。」っつー体(てい)で、イチオシ案(ズバット案)を提出。
晴れて、ふた案目(ズバット案)が採用となりました。
その話を聞いて小躍りする私。

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宮内洋さんが、気に入ってくださり、一時はマグカップへデザインを落とし込んでくださいという話に、変更になりかけたのに(最大のピンチ)、どうしても、このマフラータオルがいい!と押してくれたようです。
特撮ファンでよかったわーと実感、感動するエピソード。

あとがき

普段は家庭で仕事の話を全くしないのであるが、夕食の時に、妻へ「おれさー、宮内洋のタオルのデザインしたんよねー。」「ふーん…。」(そもそも宮内洋という名前を知らない。)
「仮面ライダーのー」というと、「藤岡?」「みやうちっつーとるやんけ!!」(怒)

そう、5歳世代が違うと、世の中の反応はこんなものなのである…。

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