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4_2いちから始めるイラストレーター。【テキストツール:綺麗な文字の組み方:2】

デザイン作業では、文字(テキスト)ツールの綺麗な文字組がクオリティの差を生みます。
紙面に入りきれないので、やたらと平べったい文字や縦長の文字にしてみたり、左右の文字の揃えがガタガタ。そんなレイアウトにならないように、illustrator(イラストレーター)の左右揃え、箱(ブロック)打ちを学んでいきましょう。
とりあえず、文字の配置が綺麗であれば、レイアウトは自然と見やすくなるものです。
本当は、とにかくクリックして使って見るのが一番!わからないまま、触ってみて疑問が出てから読むと、より学びが深まるかもしれません!!
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この状態で、文字が入ります。打ちっ放しの文字でも、左右を揃えて勝手に入れこんでくれます。
実は、この設定にもいろいろあります。

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正体とは、縦100%横100%の比率で表示される文字で、文字の一番綺麗なカタチです。
文字が縦長になったり横長になったりという状態は、こちらの都合でレイアウトを崩してしまっている状態に他ありません。どうしても…というときは、横80%や、縦80%くらいまでにとどめておきます。
上の画像の文字パレットにて、設定します。
ワンポイント知識
文字の組み方では、90%のことを1番と呼び、80%のことを2番と呼びます。これは、昔、パソコンを使わない時の写植という文字組みの呼び方でもあり、最近では使わなくなった呼び方かもしれません。
上記例のものは、長体2番・平体2番と呼ばれていました。

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文字の送りは、半角アキにするとスタイルがよく見えます。自動にすると1.75倍で行間をとりますが、私の好みとしては、1.5倍がベストな気がします。
ブロックで組むと、行間が空きすぎて、密度が低く見える時があるからです。

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文字組みは、約物半角に。
ボックス打ちは、左右揃えを選ぶと、きちんとした箱のように文章が揃い、見栄えが美しくなります。
デザインは、アキを計算する作業です。
緩慢なアキはできるだけ潰していくと、仕上がりが綺麗に見えます。

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『、』や『。』は、ストレートなラインを見えづらくしますので、追い出しの設定を施します。
Illustratorの設定で言う、『ぶら下がり』です。
これを強制にすることによって、ラインがボックスの外へ追い出され、きっちりとラインが揃って見えるのです。

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