グループ会社の(一社)学生就職支援協会の松枝さん。 素人にしては、かなり、完成されたレイアウトです!
裏面は、ちょっと息切れしたみたいですが。
大まかなパーツは及第点。素晴らしい!
素材集を使っているみたいですが、セレクトのセンスは抜群です!
もちろん、空いたスペースに解説の文字をいれるのも一つの選択肢ではありますが、ここは、デザインで解決してみたいと思います。
実は、グラフの中のタイトルが、少し、改行の都合上読みづらくなっています。
それを外に出してあげます。
ただ、
【企業エントリー時】
【入社を検討する時】
【インターンシップ応募の時】
という項目を、そのまま、一行で流してしまうと、グラフの倍ほどもあるスペースが埋まりません。
なので、より、見やすくなるように、吹き出しにしてみました。
❶一番外の大きな枠の空きスペースを一番広くとります。
❷その次は、項目別の境目。
❸企業HPの採用ページを見ていましたか?の質問と企業へ興味が持てなかった採用ページにどんな特徴がありましたか?という質問の間のスペース。
❹その次が、タイトルと、枠の中の空き。
これらが整理されると、自然とレイアウトが見やすくなります。
見るための情報がきちんと空きスペースによってカテゴリー分けされ、整理されるからです。
(一社)学生就職支援協会のサイト制作4つの特徴と書いてあるタイトル部分は、白抜きではかなり見えづらいので、本当であれば、黒の文字がいいかもしれません。
しかし、今回は敢えて、縁をつけてみました。
また、【4つ】のテキスト、数字と全角文字では、ウェイト(見え方の重量)が違います。
なかなか、日本語のフォントであっても、この文字と数字のバランスが良い書体は、あまりありません。
見え方として、数字は天地の幅が寸足らずであり、小さめに見えます。
それを調整しようとすると、文字のベースライン(一番下のライン)がズレて座りが悪くなります。
センターにあわせるか、数字だけベースラインをズラすかどちらかで対応していただければ、バランスがよくなります。
今回は、数字を天地のセンターに合わせて配置しました。
そして、全体的に、文字がギチギチに詰まっているのと、空きスペースを入れずに入っているので、圧迫感を感じます。
文字は、大きめにした方がいいというのはあるのですが、小さくても大きく見せる手法があります。
それは、【行間】、【文字間】を開けるという作業です。
ギチギチに文字が詰めてある文字は、非常に読みづらく、視認性が悪くなります。
逆に、文字に対し余裕を持たせて、1ptでも文字間を余裕を持って文字打ちを行うと、1pt文字を大きくするより見やすさは大きく変わります。
今回は、文字間は【0】ですが、つまり過ぎた文字よりも視認性はよくなります。