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シリーズ連載1【仮】ロゴを作ろう!!ハードなバイクチームのシンボルマーク

今回は、バイクチームのシンボルマークの【空想:仮】提案を行います。

このロゴマークは、男女混合のバイクチームからの
依頼があったと仮定して作成したもの…。という設定です。

プリッヅバイク愛好会 【仮】設定
このチームは、30人ほどの男女混合の結構大きな、中型以上の長距離ツーリングを主体に活動しているチーム。

モータースポーツには一種独特のパワー信仰や、思想を持つイメージがあります。
特にアメリカンタイプのバイク所有者がいるチームはそんなイメージがあります。
そして、力や思想を誇示するには、シンプルなロゴではなく、華美なロゴが求められます。
それが、内向きなマニアックな志向を持ち始めるとなおさらのこと豪華にゴテゴテのロゴになっていきます。

万人を対象とするデザインが、シンプルにカラーリングを少なく、環境に溶け込むような流れをつくるのと正反対の動きです。

そして、信仰や力を誇示すると、そこには没個性が生まれ、窮屈さや厳しさが滲み出します。全体のために個性を潰すような雰囲気は出したくないなぁ…。というのが、【私が感じる】制作を行うにあたってのテーマ。
長距離ツーリングのチームだからね。と、ここを【提案材料】に決めました。

rogom-only

おそらく、ロゴは、この1種類でも、喜んでいただけるだろうと思います。
そして、上記のような感覚を抱かれることはないでしょうし、クライアントはそこまでは考えられることはないはずです。

しかし、一般的なロゴにしないためには、上記を踏まえながらも、より、楽しめるステイタスとしてのエンブレムのコンセプトを打ち出す必要があります。

マニアックさと、ワクワク感を華美なデザインに落とし込むためには?

あえて作成するのは、女子バイカー用ロゴ

それを男子用と、組み合わせながら利用していただくコンセプトを打ち出します。
すると、そこに、遊びが生まれます。

華美なエンブレムを『男の子用』と『女の子用』として作成すると、個性をそれぞれに大事にしている雰囲気が作り出され、それぞれの性差のブランディングにも繋がります。
これは、そのチームの機能が高ければ高いほど有効な手段です。
機能が高いという意味は、バイクチームに関わらず、いわゆる、競技者としてのトップアスリートが所属しているチームであったりすれば、そのチームブランド力が高まるはず。

比較して見ると、若干女性用ロゴの方がシャープで華美なイメージを持ちます。
Prettzのスクリプト文字自体の大きさは変わっていませんが、円を小さく、羽を曲線を活かした、スマートなものにしています。
また、イメージを和らげるための笑顔のモチーフや、キラキライメージも追加しています。カラーも、入れるのであれば、女性用ロゴへ若干の薄いマゼンタを入れる感じで対応します。

b-rogo_03

今回は、それぞれのロゴのイメージを作成するにあたった経緯をシミュレーションしてみました。次の回では、Illustratorというソフトウェアを使ったそのロゴの作成方法。
どういった機能で作られているのかを見ていきます。

【連載3回バイクチームのシンボルマークコンセプトから作り方まで】
【このページです】シリーズ連載1 【仮】ロゴを作ろう!!ハードなバイクチームのシンボルマーク[作成のコンセプトを中心に解説中!]

シリーズ連載2 【仮】ロゴを作ろう!!ハードなバイクチームのシンボルマーク [イラストレーターでの使い方を解説中!]

シリーズ連載3 【仮】ロゴを作ろう!!ハードなバイクチームのシンボルマーク [フォトショップでの使い方を解説中!]

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