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【中編】内定者研修:恐怖の55kmウォーク:参加者紹介編

きた、55Kmウオーク当日だ。
実は、夜通し歩く研修の日、社員は皆、普通に仕事をしている。
昼間寝て、体力を温存などという甘ったれたことは許されない…。

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プリッヅ事業部の中でも、こんな会話が交わされる。
o-1 緒方)もりしんさん、人殺しそうな目で仕事してますよ。
 
m-1 森)話しかける人間は、それなりの報復をしたいと思うくらい追い詰められてるからね…。
 
o-1 緒方)そういうのよくないですよっ!
 
心が、カッサカサ、乾き切っているのである。
潤いのある会話など、出発前に望むべくもない。

しかも、朝から雨。
苦悩が偲ばれると言うもの。

5時に車が先行してグローバルアリーナへ向けて出発。
着替え(スーツ)などの荷物を先に運ぶ。

我々は、4時30分にウェアに着替え、電車で移動今宿駅まで。

電車、乗車している人はかなり多く、バラバラのドアから乗車しなければいけないほどの混雑。
電車移動中、ちょこんとシートに座っているおばあさんから、50歳の森が話しかけられる。
おばあさん)「席をゆずっていただいてありがとうございます。」

m-1 森)「はぁ…?私ゆずってませんけど?」
 
離れたところで、岡村がでかい声で嘲笑う。
はぁ?なんだ?

o-1 岡村)一人で笑ってて恥ずかしかったんで、ちょっと、隣に来ました。
 
m-1 森)どうしたん?
 
o-1 岡村) いや、おばあさんから席譲ってもらってたでしょ?
 
m-1 森)いやいや!!違うし!!
 
こんなスポーティな格好して、席譲られねーし!!
バカにすんなや!

そんな、和やかな話題を振りまきながら、今宿駅まで。

今宿駅。
緊張の面持ちのメンバー。
ニヤニヤしているのは、余りある体力を持つ、役員である小石原、前田。
体力おばけという異名を持つ松枝のみ。
岡村も、面白そうに地下鉄内での出来事を笑いながら話している。
まぁ、余裕がある方。

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淡々と微笑みをたたえながら歩くのは齊藤(字が難しいさいとう)。
学生時代、軟式テニスの大会を運営する理事を務めていただけあって、落ち着きがあり、微笑みをたたえたまま、表情を変えない。
淡々と歩く。笑っていても、無表情という言葉が似合う。
軽く、何か話題をと思い、彼女はいるの?と聞いてみる。
1ヶ月で振られました。と言う。
何か変な癖(へき)があったのだろうか?と思って聞いてみると、そんな癖(へき)を出す前に振られました。
おー!そつがない答えである。さすが理事長。すばらしい!
将来政治家か何かだろうか…。仲良くしておこう。

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清水は、東京から来た。
中央動物専門学校で、動物のトリミングや、医療などを学んで来た。
資格も持っている。
なのに、旅行部への入社。
素朴な疑問をぶつけてみた。
なぜ、動物ではなく、旅行なのか?

うーん。動物は、もういいかなって…?

な、なんだろう?この、当たり前のことを言ってるのに、この、黒いドロドロとしたものを間違えて掴んでしまった感じ…。
ファンタジーの世界から、いきなり現実に引き戻された感。
人間は、勝手なイメージの中の世界で生きてるんだと言うことをまざまざと理解させられた発言であった。
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田邊も東京組。
横浜育ちのデザイナー職。
なかなかに、鼻につく肩書きだ。調子にのるなと、思わず言ってしまいそうになるが、そこは、優しく接してあげて欲しい。本人は至っていいやつなのだから。
落ち着いた20代後半の年長組である。
志方の一つ上。
笑顔一つ取っても、世慣れた感がある。
自分の内側の世界と、外側の世界をしっかりと分けることができる大人の用心深さを持つ。
しかし、その用心深さを持ってしても、初めて来た九州で、いきなり55キロ徒歩で移動するとは思いもしなかっただろう。
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そして、志方。
飲食に勤務していた過去を持ち、入社して来た。
こちらもまた、大人の用心深さと、それを受け流すだけのスキルを身につけて来た。
疲労が蓄積されても、笑顔をつくることができる。しかし、目が笑っていない。
それを、飲食の職業が生んだ能力だと豪語する。
この表情で、見事に腹の中の思いを隠すことができると言う。
彼もまた、大人の対応を身につけた能力者だ。
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今泉は、もうすでに昨年より、不動産のエステートホームズ株式会社で働き始めていたが、改めて55キロウォークに参加した。
実は、その日、発覚した事実がある。
今回ゴタゴタの中参加した稲永が、目を見開いて話す。
ひかりちゃん!私の幼馴染だったんです!!

幼馴染っつても、程度があるやん。近所に住んでて、二、三回遊んだだけでも幼馴染やし。
お母さん同士がすごく仲良しで!一緒に海外旅行とかにも行ってたくらいの幼馴染です!!

はぁ??
今まで気づかなかったの?
小石原部長愕然である。
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そんな、稲永。
1回目の休憩のマックって、どこですか?歩き始めて、2キロくらいで聞く。
この飽食の時代に食いしん坊キャラで売っている女子。
自分でキャラを作っているわけではない。
素で食べることが好きなのだ。
好きな食べ物はホルモン。
今泉が、幼馴染だと知ったテンションも、歩き始めて一気に落ち着いている。
むしろ下がっている。
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その、稲永と同じ部署のエース岡村。
淡々と業務をこなす、次世代エースだ。
去年、新入社員として、一度この研修をこなしている。
朝、早起きして、走りたくなった!とランニングしてから会社に出てくるほどのアクティブさ。
誘われた飲み会は断らない。男前の付き合いの良さである。

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松枝は、初挑戦のフルマラソンで25歳以上の女子の部で25位という恐ろしい記録を持つ。
練習では、20キロ以上走っていないにも関わらず。
今回の研修の55キロで疲労はない。ただ、眠かった。(たいくつしていたようだ)
もう、松枝、走ってグローバルアリーナまで行けばいいのに…。

雨は上がった。
曇り空。晴天とは言い難いが、とりあえず、雨の懸念は無くなった。
ほっと一息である。
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あとは、足を前に出すだけ。
それにしても、ちょっとスピード早くない?

死んだ目をして、稲永が、先頭でガシガシ歩く…。
だ、大丈夫かな?
巻き爪、痛いとか、すでに足がやばいとか行ってるくせに…。

【後編へつづく】

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