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【後編】内定者研修:恐怖の55kmウォーク:怒涛の深夜→夜明け編

1_021_07マックでの休憩が親戚の寄り合いみたいになった稲永・今泉
楽しみにしていたマックでの休憩だ。
11人の強行軍
注文は、後輩がレジカウンターへ走る。

ma-1 松枝)ねーねー!私のチーズバーガー頼んだ?
 
oka-1 岡村)あっ!忘れてました!!
 
ma-1 松枝)もともと食べるのが遅いのに、まじありえんー!(感情が死んだ遠い目でぶつぶつ)
 
oka-1 岡村)すぐに注文します!!
 

志方が追いかけて注文しにいく。

食い物の恨みは恐ろしい。
松枝は、このあとも深夜の券売機が壊れて食券が出ない状態で、食べないことを選択。
食い物の呪いだ。
もともとダイエットが必要ないスタイルであるが、更に痩せようと思っているのか。
めんどくさいだけなのか。

1_08途中で、西新で差し入れ!
エナジードリンク系。
人気の志方くんには、コーラの1.5ℓ

ネオ本社に辿り着くときには全部飲み干すようにというミッションが与えらえる。
距離にして、5kmくらい。
さまざまなミッションが志方に降りかかる。

たどり着いた時にはからになっていたコーラ。
きちんと飲みました!と先輩の田原さんに報告するために、空きボトルを抱えて本社へ。
本社では、おにぎりや、味噌汁などのボランティア班が待機。
労をねぎらう。

本社を出ると、いよいよ本番

相変わらず、前半恒例の歩道橋ダッシュが始まる。
エントリー者は、新人男子社員。
メインは、齋藤。ソフトテニスで鍛え上げた脚力だ。
それに続くのは、志方。28歳。即戦力の中途採用。
タバコと、社会人の不摂生が祟っているが、果敢にチャレンジする。
巻き込まれたのは、岡村先輩。ハンドボールで鍛え上げた脚力だ。
写真撮影は、私、森。今年50歳になる。
岡村、志方が、写真撮ってもらわないとモチベーションが上がりません!と言うので、先走り。歩道橋の上で待つのが仕事となった。
男子新入社員は、まだ元気に走る。
モチベーションを上げるために撮影した写真はブレブレ。(笑)

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歩道橋ダッシュで足を削られた志方は、序盤に足にまめをつくって潰す。
その足を保護するためにテーピングを巻く。

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田邊は、今日のために、上から下まで、全部購入しました!!と言う、コンプレッションインナーパンツで決めて来た。
そんなおしゃれさんであるが、ぴちぴちで足が圧迫されているから歩けない!と言い出すので、防寒のために持って来ていた厚めのパンツを貸す。
横浜のデザイナーという肩書きのおしゃれさんが、ファッションを投げ捨てた瞬間である。

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湿布張ったって、楽にならないでしょ!と笑いながら半ギレ状態の清水
退屈すぎて眠くなった松枝と、小石原部長
体力が有り余っている人間は、休憩時間にゴロゴロと転がって眠る。
このあと、トイレへ向かって遅れてスタートした小石原部長。
遅れを取り戻そうと向こうから、走ってくる姿が、さすがにカッコいい。トライアスリート!

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今年は、暖かい。
去年の寒さが嘘のようだ。

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あさが来た。
ドSっぷりを発揮する前田部長が叫ぶ。
朝だー朝だぞー!しゃきっとせんかーーーー!(笑)
みんなしゃばい、しゃばい!
まるで、スパルタの体育教師だ。

淡々と歩く、志方は、これまで、散々ドSの役員達からいじり倒されていた。
その疲労が朝方にやってきた。
歩くうちに感情が死んでしまった志方は、黙々とうつむきながら走る。

志方は走ってるが、隣にいる岡村は、明らかに歩いている

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看板が立っている。希望の看板。
齋藤は、軟式テニスの大会を運営する理事をしていただけに頭がキレる。
グローバルアリーナって…。もしかしたら、入り口から山道が続くとかありますか?
な、なんで?いや、この地面の平らな感じでその施設って、ありそうにないなぁ…って。
齋藤、この極限状態で鋭すぎ!

 

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齋藤が言うように、グローバルアリーナは、まだ遥か遠かった。
いや、実質、1.5kmプラスなのだが、先が見えない状態では永遠に続く1kmに思えるのである。
最後に、フラフラで、みんながゴール。

元気が良いのは役員二人と松枝だけ。
岡村は、ケツが痛い。ケツずれっす!と言う。
激しく、同意する私森である。

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息も絶え絶えで、お疲れ様でした。と志方くん。

楽勝でした!と、無表情な笑顔の齋藤くん。

その、一晩歩いて刻まれた疲労と、足の痛みは、翌日には癒える。
だが、一晩歩いて語り合った言葉や、思い出は、きっと、人生で忘れない思い出になるはずだ。
いい思い出ですけど、もう、過去には戻りたくないですねー。(笑)というのがみんなの共通の感想である。
その夜、二人部屋で、いったいあの時間ってなんだったんだろうね?と話し合ったと言う清水・田邊。
無気力でどうにでもなれと思ったと志方。
もう、歩きたくないけど、来年もまた歩くんだろうなと思う…。と苦笑いする齋藤。
みんながそれぞれ、問題意識をもって参加した55kmウォーク。

 

まだ、その答えが出るには時間が足りないのかもしれない。
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